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【アニメPSO2】第18話を徹底解説!マンガ版PSO2も踏まえて語る10年前の悲劇、仮面の傷から分かる【仮面】の行動順と目的ほか

第18話 (989)a
本記事では、TVアニメ『ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル』第18話の映像を画像として引用しております。

【ここまでの解説記事】
第1話 第2話 第2話までの補足 第3話 第4話 マトイの正体について(前編)(後編) 第5話 第6話 第7話 第8話
第9話 第10話 第11話 第12話 【仮面】の正体とEDの歌詞の解説 第13話 第14話 第15話(前編)(後編) 第16話
第17話



今回は第18話「わたしが生まれたその理由」の解説をお届けします。

アニメでもついにマトイちゃんの秘密が明らかになりましたね。
第1話のマトイ登場シーンの言葉、彼女の涙の理由を知り、
心を打たれた方も多いのではないでしょうか(´;ω;`)

本ブログではマトイの正体について(前編)(後編)
盛大にネタバレ記事にしていますので、第17話と同じくおさらい的な感じで見ていきましょう!

前回みたいにマトイちゃんがかわいくて暴走しないように気を付けますw




【若人】の能力と「ウジ虫」の意味


ルーサーの企みに乗って、
【若人】がアークスシップ七十四番艦を襲撃します。

まずは【若人】のダークファルスとしての能力と
ルーサーのセリフ「ウジ虫」の意味を見ていきましょう。




第18話 (589)

今回、二代目クラリスクレイスを苦しめた「魅了」の能力。
【若人】は自身の力で人を意のままに操ることができます。

【若人】の最初の寄り代となったフォトナーの願望が
「美貌で人々を魅了する」というものだったため、
その願望がこの能力を持つきっかけになったとされています。




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※これは本来のアウロラの姿ではありませんが、アニメの本筋とズレてくる内容なので詳しくは説明しません。

最初の寄り代となったフォトナーはアウロラという人物で、
10年前の寄り代となっている褐色おばさんとも違います。

面白いキャラなのでアウロラにも登場してほしいけど難しいかなぁ…。
もしもアウロラが登場することがあれば改めて説明しましょうかね。




第18話 (16)

ルーサー 『せいぜい頑張るといいよ、ウジ虫?』
【若人】 『……ふん、負け犬が高みの見物にしゃれ込むとは
      いらいらさせてくれるじゃなぁい。』

ルーサーが【若人】を「ウジ虫」と呼ぶのは、ただの悪口ではないんですよね。
これにも理由があって、【若人】のダークファルス形態と関係があります。




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【若人】のダークファルス形態、DFアプレンティス・ジア。
惑星リリーパに封印された【若人】の、羽化しきっていない不完全な状態。

第16話の解説で説明したとおり、
ダークファルスには人型以外の形態があります。

この画像だと分かりにくいんですが、
【若人】のダークファルス形態は、ハエがモデルなんです。
※分かりにくいので、あとで別世界に出現した完全体の画像を追加します。

最初の寄り代であるアウロラの影響なのか、
【若人】は「美」に対する意識が強いのです。

「美」とはかけ離れた本来の姿にならって「ウジ虫」呼ばわりする事は
ルーサーにとって皮肉のつもりなのでしょうね。





ゲッテムハルト達に起きた悲劇


ここではゲームだけでなく、マンガ版の内容も踏まえつつ語っていきましょう。
マンガ版の存在って、ほとんどの人が覚えていないですよね…(ぉぃ




第18話 (76)

アッシュはダーカーの襲撃を受ける中、ゼノとゲッテムハルトに出会います。

実は原作のゲームだと
アッシュはダーカー襲撃時に10年前の彼らとは出会ってないんですよね。

第5話でゼノが語ろうとしていた、
彼とゲッテムハルトの関係性が見られる貴重なシーンです。




第18話 (113)
第18話 (146)
第18話 (177)

へんたいふしんしゃさんとしては、おびえる幼女って最高にかわいいですね!

冗談はさておき、
このシーンは第8話でメルランディアが語った回想シーンとつながります。

幼いサラがメルランディアをかばって逃がしてあげたのです。
昔からサラは正義感の強い子だったのですね。




第18話 (228)

メルランディアが無事見つかったのも束の間、
ゲッテムハルト達は【双子】の襲撃を受けます。




第18話 (401)

原作ゲームのファンの中にはメルフォンシーナがタリスを使うことに
違和感を感じる方がいるかもしれませんが、設定通りです。

木箱キユ先生のマンガ『PHANTASY STAR ONLINE 2 EPISODE 0』では
メルフォンシーナが主人公なのですが、彼女のクラスはファイター/テクター。
マンガの中でもツインダガーだけでなく、タリスで戦闘するシーンがあります。

ちなみに、このマンガをいま読み直すと、
アッシュが生み出される前の世界線での出来事と解釈すべき内容です。
いわゆる「if展開」とも違います。

原作はセガゲームス、本の帯には『本当の「始まりの物語」』と銘打ってあるので、
アッシュが生み出される前、過去改変のループが始まる前の物語なのでしょう。
※アッシュが生み出されたことで、マンガのような展開は起こらなくなったと解釈できるからね。

なので、このマンガには【仮面】も登場しません。

このマンガのレビューはAmazon等で散々な評価なんですが、
その理由は作画がお世辞にも上手と言えないことと、
読者がPSO2の設定をちゃんと理解してないので、
ゲームと物語が矛盾してると勘違いしているから
です。
※実際、わたしも発売当時に読んだときは理解できませんでしたw

興味のある方は、「アッシュが生み出される前の世界線の話なんだ」と
理解した上で読んでみると面白いと思いますよ!
※アイテムコード狙いで買う人が多かったので、中古は値崩れして1円から出品があってお買い得!




第18話 (449)
第18話 (1066)

【双子】との戦いの中で負傷するゲッテムハルトとゼノ。
2人の顔にある傷の理由が分かりましたね。




第18話 (493)

そしてメルランディア達をかばって命を落とすメルフォンシーナ。
この後のゲッテムハルトとメルランディアの関係性は、第8話の解説のとおりです。




第18話 (338)

一方、二代目クラリスクレイスに助けられたサラ。
このときダーカー因子の浄化と傷の治癒のために
白錫クラリッサを限定譲渡されたことでルーサーに目を付けられます。




第18話 (539)

ルーサー 『白錫クラリッサの限定譲渡。』
     『その情報量と加護を受けた子か……面白い。』

ルーサーにとって、二代目クラリスクレイスに関する情報というのは
シオンを理解することにつながる情報です。

今回のアークスシップ襲撃も「生の情報を得るため」だと
前回ルーサーが語っていましたね。





第18話 (548)

今回は背後にルーサーが立つ意味深なシーンでサラの出番は終わっちゃいました。




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ルーサー 『お嬢さん、力が欲しくはないかい?』

第8話の解説でも少し触れたんですが、
原作のゲームだとこのあとサラとルーサーの会話シーンがあります。

このときのルーサーが圧倒的に不審者で上のような迷言があるんですが、
それが聞けなかったのはちょっと残念ですね…w

ちなみに先ほど紹介したマンガ『PHANTASY STAR ONLINE 2 EPISODE 0』では、
ルーサーに捕まったサラが実験体にされている様子が1カット描かれています。
ただ…普通の性癖の人は胸糞悪くなると思います…。





【若人】との戦い


第18話 (807)

武器を使い捨てるように戦っていく二代目クラリスクレイス。
量産型の規格品では、彼女の出力が強すぎて耐え切れずに壊れてしまいます。

原作通りに彼女の桁違いな戦闘力を表現するシーンでした。




第18話 (680)
第18話 (735)

「魅了」によって操られたアークスを攻撃できず、防戦一方になる二代目クラリスクレイス。
【若人】の攻撃から彼らを守っても、彼らからも攻撃を受けます。




第18話 (749)

マトイ 『あれ……なんで……どうして守らなきゃいけないんだっけ?』
    『ああ、そうか……アークスを守る私はそのために作られたんだ。』
    『そのためだけに……知りもしないアークスのために……もう分からないな。』

心が折れそうになる二代目クラリスクレイス。
原作と同じく心の声を聴いていると、こちらも胸が苦しくなります。

そんな彼女の窮地を救ったのが――




第18話 (775)

――彼でした。
原作を知らない方はこれで一安心しちゃう場面ですよね!




第18話 (832)

そこから更に絶望ですよ!!




第18話 (850)
第18話 (876)

彼の正体はダークファルス【仮面】でした。




第18話 (853)

シャオ 『君(アッシュ)と同じフォトン・マトリクス?』

「フォトン・マトリクス」は原作でも聞いた覚えのない言葉ですね。
マトリクス(マトリックス)って日本語に訳しにくい単語なんですけど、
「フォトンを生み出す基質・機能」って感じでしょうか。




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ゲームのほうでは「同じパラメータ」となっていたので、大した意味はないと思いますw





【仮面】の目的と仮面の傷


仮面の正体については、旧エンディングテーマの歌詞の解説で説明したとおりです。
今回の話でアッシュとの関係性を更に強く印象付けてきましたね。

今回の【仮面】の行動については、
なんで一旦助けたの?と疑問に思われる方も多いでしょうね。




第18話 (920)

【仮面】の目的は、
【深遠なる闇】になる運命からマトイを解放することです。


そのために数えきれないほど繰り返しても彼女を救うことができず、
絶望した彼は自らの手でマトイを殺害することでしか、
彼女が【深遠なる闇】になる運命から解放されることはないと考えています。

けど、ダークファルスとなった彼にはもう、ダーカー因子浄化能力はないんですよ。
彼がマトイを殺害しても【深遠なる闇】になってしまうのです。




第18話 (946)
第18話 (948)

【仮面】 『まさか、私ではダメなのか。』

それが今回の【仮面】のセリフに現れています。




第18話 (901)

そしてアッシュとの戦闘で【仮面】の仮面が欠けるシーン。
ようやく第5話から残っていた仮面の傷の伏線がつながりました。
ずっとあの傷が謎だったんですよ。

時間遡行ができる【仮面】の行動順でいうと、
この第18話の戦闘シーンは第1話より後で、第5話よりも前の出来事
だったんだね。


第1話
【仮面】はマトイの命を直接狙い、失敗する。
 ↓
第18話
10年前のマトイを殺害しようとしてマトイに致命傷を負わせるが、
結局マトイは【深遠なる闇】に変化しそうになり自分では救えないことに気付く。
 ↓
第5話
アッシュなら浄化できると考え、マトイを殺害するよう促す。
 ↓
第7話
ファルスアームの襲撃からアッシュ達を守り、
更にアッシュを説得しようとする。


これで時間遡行できるはずの【仮面】が第1話以降は
直接マトイを殺害しに来なくなった理由にも納得がいきますね。





わたしが生まれたその理由


第18話 (940)

【仮面】によって深手を負わされたマトイは、
今まで貯め込んできたダーカー因子を解き放ち、【深遠なる闇】へと変化していきます。

アークスはダーカー因子を吸収して浄化する能力があります。
浄化できる限界を超えたアークスは狂ってダーカー化するので、
虚空機関に所属するクーナが始末していましたよね。

アッシュとマトイはダーカー因子を吸収して浄化する能力が特に強いんです。
強いんですが、
当然キャパを超えるようなことがあれば同じ末路を辿ります。

ダークファルスの力の一部を封印したり、
ワンマンで互角以上に戦えるマトイへの負荷は相当なものです。

貯め込んだダーカー因子を解き放ってしまうと、
ダークファルスの上位個体である【深遠なる闇】になってしまうのです。




第18話 (984)

マトイ 『クラリッサ、お願い。手伝って……』
    『ダーカーになっちゃう前に私を消去して……』

いくら人間ではないクラリッサ(シオン)とはいえ、辛かったことでしょう。




第18話 (989)
第18話 (991)

マトイ 『あなたのとなりで……あの場所で……』
    『ふつうの女の子になってみたかったなあ…………』

原作ではこの前にセリフがありますが、アニメでは省略されちゃいましたね。




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『わたし、「みんな」なんてよくわからないもの……守れなくてもいいから……』
『あなたのとなりで……あの場所で……』
『ふつうの女の子になってみたかったなあ…………』

それがこの赤字のセリフ。
よりマトイが本心をさらけ出しているので、ちょっと雰囲気が変わりますよね。

こんなセリフ言われたら、たとえ自分が闇落ちしようと必ず救いたいと思っちゃうかもです!




第18話 (1012)
第18話 (1022)

シャオ 『なんて力の奔流……このままじゃ戻れなくなる!』
    『こうなったら、無理やりにでも!』

アッシュを強制的に現代へ戻そうとした結果、
10年前のマトイまで巻き込んでしまいます。

ここで第1話の登場シーンとつながるわけです。
マトイが涙ながらに自らの命を奪ってほしいと願う意味が分かりましたよね。
本当に切ないです。




第18話 (1046)

現代に戻るときに聞こえたシオンの声。
シオンにとってはアッシュ達が10年前に来てくれることも含めて演算済みだったんです。

シオンのセリフはほぼ原作通りですが、半分くらいカットされてますので
フルで知りたい方はマトイの正体(後編)の記事を参照してくださいな。

今回のエンディングテーマに原作のエピソード3のエンディングで流れる
「Living on like stars」が使われているのもニクい演出ですね!

目からフォトン汁があふれてきます…(´;ω;`)




第18話 (1093)

そして次回への布石となる10年前のアフィンと姉のユクリータ。
これから2人の物語が紐解かれていくことでしょう。

今回はアニメ本編の内容にも満足ですが、
個人的にはマンガ版PSO2を再評価する機会になったのが
よかったかなと思います。

最後のババレンティスの顔ドアップには笑っちゃいましたが、
次回も楽しみですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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