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【アニメPSO2】第6話の解説:シオンのセリフの謎、ゲッテムハルトとメルフォンシーナの過去ほか

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本記事では、TVアニメ『ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル』第6話の映像を画像として引用しております。

【ここまでの解説記事】
第1話  第2話  第2話までの補足  第3話  第4話
マトイと10年前の事件について(前編)(後編)  第5話


今回は第6話「終わりの始まり」について解説していきます。

前回の解説で話してましたが、予想通りダークファルス【巨躯】の復活までが描かれていましたね。
わたし大勝利!




シオンのセリフの謎


シオンのセリフについては、原作を知らないと意味が分からないフレーズが多いので補足します。




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(元のセリフ)
「これは、私と私達の切願。」
「貴方が起こす、一つ一つの波紋が、秘匿された真実を解き明かす。」
「貴方は、記憶を失いし少女と、再びナベリウスへ、降り立つことになるだろう。」
「そして、災いの柱に捧げられし、かの器、あるべき姿に…。」


(意訳)
これは、私(シオン)からのお願いです。
あなた(アッシュ)の一つ一つの行動によって、シオンが閉ざした10年前の真実や、
ルーサーによって秘匿されているアークスの真実を解き明かすことができます。
アッシュはマトイと一緒に再び惑星ナベリウスに降り立つことになるでしょう。
そして、【巨躯】が封印されている柱に捧げられている白錫クラリッサをあるべき姿に…



この「私と私達」というのは、シオンとシオンに融合したフォトナーたちの意志のことをいいます。
これに関する経緯はちょっと長くなるんですが…

1200年以上前、惑星シオンは、のちにフォトナーと呼ばれる人類と遭遇し、交流を始めました。
元々は現代の地球の人類よりもわずかに進歩した程度の文明しか持ち合わせていませんでしたが、
シオンの英知を得てフォトンの扱い方を覚え、フォトナーは全宇宙に版図を広げていきます。

フォトナーはシオンを模造して人造の全知存在を作り出そうとしますが、
それが制御不能になり【深遠なる闇】という存在を生み出してしまいます。
そして【深遠なる闇】を封印する過程で自らフォトンを扱う力を失ってしまいます。

また、【深遠なる闇】を封印するときにダークファルスが生まれてしまったので、
ダークファルスを討伐するためにフォトナーが遺伝子操作で生み出した生体兵器がアークスです。

その後、力をなくしたフォトナーたちは意識の集合体としてシオンと融合、同化します。
そのためシオンが話すときに自分を示すときの人称代名詞は、「私と私達」になっています。
ちなみにルーサーも、かつてはフォトナーでした。

これだけでも説明が長くなっちゃいましたねw




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最後の一文についてはシオンがちゃんと言い切ってくれてないので解釈がズレているかもしれませんが、
「白錫クラリッサは、縁者であるマトイとアッシュにしか本来の力が引き出せないので
 封印の墓標で白錫クラリッサを正常に作動させて(【巨躯】の封印を解いて)くださいね」

ってところでしょうか。

【巨躯】の復活は、シオンにとっても織り込み済みのシナリオなのです。
ルーサーによって【巨躯】の封印が解かれることを止めることはできないし、
【巨躯】も封印したままではなく、いつかは完全に撃破しないといけない存在です。

のちに事象改変で時間遡行をするときも、
【巨躯】の復活自体を止めるのではなく、重要人物を救うために時間遡行しますからね。


シオンとしても、ここは復活を踏まえたうえでアッシュに指示を出していると考えるべきでしょうね。





ゲッテムハルトの暴走


アニメは尺の都合上、かなり駆け足で進まないといけないので原作とはかなり異なる展開で話が進みました。




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ちょっとゲッテムハルトが暴力的すぎる描写が多かったので、原作ファンは荒れるかもしれませんね。
リョナラーの皆さんは大歓喜だったでしょうけど。制作者さんの性癖でないことを祈りますw

では、とりあえず原作との違いを中心に補足していきます。




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ダーカー因子の浸食が進み、強い力とより強い相手を求めたゲッテムハルトは、
ルーサーの指示を受けてシップ内で暴走。
【巨躯】の封印を解く鍵となるマトイを強引に誘拐します。




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このへんは尺の都合でアニメオリジナルの展開です。
マトイはヒロインのはずなのに、原作のエピソード1ではほぼ出番がない子ですw
128番艦テミスの襲撃のときも手伝いなどには行かず、メディカルセンターにずっといます。




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アッシュがフラシュバックして見た光景。
詳しくは、こちらのマトイの正体についての記事で解説しています。
※アニメ後半のネタバレ全開ですので、ご注意ください。

カットの向きや作画が違ったり、もともとコスチュームのデザインがアシンメトリーなのでミスリードしそうですが、
第5話でマトイが見たフラッシュバックと同じ場面です。




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付き従っている「シーナ」にまで暴力的にあたるゲッテムハルト。
彼が狂っていく様子を近くで見てきたわけですから、
彼女の顔が曇っていくのは見ていて心を締め付けられます。

そして彼女自身、ゲッテムハルトを止められなかったことに罪悪感を覚えています。
尺的に1話分くらい使っちゃうと思うけど、2人の歪な関係についてもアニメで詳しく触れてほしい!
ちゃんとエピソード3の内容と合わせて映像化してほしいなぁ…。




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怒りで空回りしてすぐにゲッテムハルトを追おうとするゼノ。
それを引き留めるエコー。
その言葉を聞いて、はっと落ち着きを取り戻すゼノ。

いつもは頼りないエコーですが、このあたりの関係性は2人の過去に関わってきます。
おそらくアニメの中盤以降で取り上げてくれるはずですので、記憶の片隅に覚えておいてください。



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その後、管制にいる六芒均衡のカスラが異変に気付きます。
カスラはさすがに創世器である白錫クラリッサの存在に気付きました。
二代目クラリスクレイスが死亡したことになってから、行方不明だった武器ですから余計に驚いたのでしょう。
それが封印を解く鍵ということも六芒均衡なら知っていますので、緊急事態だと分かったようです。




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ちなみにカスラの「え、それどうなん?」っていうコスチュームのデザインは、原作通りです。
どちらかというとPSO2の前作、PSO時代のデザインを踏襲した古いものです。
PSO2サービスイン当初は前作を意識してこういう斜め上なSFデザインのコスチュームが多かったんですよね。

でもいまのPSO2はアバターゲームとして人気ですので、
もっと素直にかわいいorかっこいいコスチュームがたくさんあります!

原作をプレイしてない人はカスラを変な格好をしたヤツだと思われるかもしれませんが、
原作をプレイ済みの人もカスラを変な格好をしたヤツだと思っているので安心してください(?)。





ついにダークファルスの封印が解かれる


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マトイによって、惑星ナベリウスに貼られていた認識阻害が強制解除されます。
認識阻害はアークス側がかけていたんですね。




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カスラが管制に1個大隊の編成を指示していた「A.I.S(えーあいえす)」とは、拠点防衛用の人型兵器のことです。
正式名称は、「Arks Interception Silhouette」。全長は10mほど。
ソリッドバルカンやフォトンブラスター、近接格闘用のフォトンセイバーなど、さまざまな武器を搭載しています。

ようはガ○ダムとかマク○スみたいなもんです。ゲーム内では実際にプレイできます。
もう完全に別のゲームです!楽しいですよ!

ちなみに今冬はエヴァンゲリオンとのコラボで、A.I.Sに搭乗して第六使徒と戦うクエストが予定されています。
もう何でもありだなw




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ゲッテムハルトは「ダークファルスを屈服させる力が俺にはある」と言ってますが、
人間がダークファルスそのものを支配することは到底できません。

うまい具合にルーサーに丸め込まれているみたいですね。




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カスラさん、見てないで仕事して?(´・ω・`)




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あれ?なんかかっこいい…?




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と思った瞬間これだよ!!!

今回はここが特に面白かったですw
カスラが思いっきり顔面にグーパンチを食らって、カスラの本体(メガネ)が砕け散るシーン。

あそこだけ絶対にギャグとしてカット切ってるでしょw
おかげさまでめっちゃ笑いました!
クーナが見ていたら飛んで喜びそうなシーンだね!




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ちなみにクーナとカスラの関係性ですが、
クーナが実験対象だった造龍計画の発案者がカスラです。

実験がおかしな方向になった原因はルーサーだけど、その真実を知った後もうまく呑み込めず、
共闘していてもカスラのことはあまり好きにはなれないようです。
部署としては同じ部署で働いていてカスラのほうが上司なわけですが、
いないところではカスラのことを「陰険メガネ」などと呼んでいますw

あと、第4話の解説で言い忘れてたことがありました!
クーナがアイドルとして活動させられているのは、見た目がよかったことと、
アイドルであれば慰安と称してアークスシップ間を移動できるため、暗殺に向いていたからだそうです。





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カスラの出撃要請を上位権限でキャンセルしたり、
エコーたちが管制と通信できないようハッキングしていたのは…
はい、もちろんルーサーですw





ゲッテムハルトとメルフォンシーナの過去


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【巨躯】からのささやきを聞き、(過去への)執着を断つと言い出すゲッテムハルト。




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彼の脳裏をよぎったのは、10年の事件で亡くした最愛の人でした。
彼女の名は、メルフォンシーナ。

こう書いちゃうと、原作を知らない人は混乱しちゃうと思うんですけど、メルフォンシーナで合っています。




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現在のゲッテムハルトが「シーナ」と呼び、自らメルフォンシーナと名乗る少女。
本当の名前はメルランディアと言います。
メルランディアはメルフォンシーナの妹なんです。

ここはショッキングなネタバレなので、白字で書いています。
読みたい方だけ、この下をドラッグして色を反転して読んでくださいね。

メルランディアは幼少の頃からゲッテムハルトに恋心を抱いていました。
しかし、ゲッテムハルトは姉のメルフォンシーナと恋人同士でした。

10年前のアークスシップをダーカーが襲撃した事件では、
自分も姉のように戦えるという浅はかな考えで、出撃する姉とゲッテムハルトにこっそりついていったメルランディア。
その結果、メルランディアをかばうために姉は死亡。

ゲッテムハルトはメルフォンシーナの死を受け入れることができず精神が狂ってしまい、
顔が瓜二つの妹メルランディアを「シーナ」と呼ぶように。
それ以来、ゲッテムハルトは死に場を求めて戦い続けることになります。

メルランディアは自らの行ないで姉を亡くし、ゲッテムハルトを狂わせたことに罪悪感を覚え、
償いの気持ちからメルフォンシーナとして彼に付き従うことにしました。
彼女がゲッテムハルトの命令に従順なのも、この罪悪感によるもので反抗できないのです。

ちなみにゼノたちもメルランディアのことをメルフォンシーナと呼ぶのは、
事情を知っているためで、気を遣ってのことです。




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執着を断つために、メルランディアの命を奪おうとするゲッテムハルト。
本来の持ち主であるマトイの力によって、白錫クラリッサが正常に作動し始めます。

原作だとマトイはずっとメディカルセンターにいるのでこの場にはいないはずですが、
むしろアニメ版のほうが設定のつじつまが合うようになるので、改変としてアリだと思います。




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遂にダークファルス【巨躯】が復活しました!
(原作ファン的には、ゲッテムハルトの最期のセリフが少しカットされたのが残念でした)

ダークファルスは人型の状態だと、寄り代となった人間の外見になります。
同時に寄り代の意識に影響されるという特徴があります。

ちなみに【巨躯】は闘争闘争よく言うので、プレイヤーからは「闘争おじさん」なんて呼ばれたりもします。




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【巨躯】登場シーンも原作と同じくCGでキレイに再現されていました。かっこいい!
このイカみたいなのがダークファルス【巨躯】本来の姿です。

ちなみにダークファルスって、英語表記だと「Dark Falz」になっています。
が、本当の綴りは「Dark Phallus」。直訳すると「闇の男根」って意味なんですよ。

これはただの下ネタじゃなくてアカデミックに解説したいので、
小ネタとしていつか記事にまとめようと思います。






今回はここまで!
これで原作のエピソード1の「1周目」が終わりました。

原作だとクーナとハドレッドの話がエピソード1の最後のチャプター(外伝を除く)なんだけど、
本筋とはズレるからこれはもう少し後に回されそうだね。

この調子だと来週はまだ時間遡行をせずに、
ウルクを亡くしたテオドールのその後を描いてから、次の惑星アムドゥスキアでシャオと会う流れかな?

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
来週もお楽しみに!


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2 Comments

Tue
2019.11.19
13:01

arika  

【巨躯】爆誕のCGシーンはほぼ原作まんまなのでうおおおおおってなりました
改めてて見るとめちゃくちゃでかくて絶望的に最悪の展開ですねこれv-12

2019/11/19 (Tue) 13:01 | REPLY |   
Tue
2019.11.19
20:27

フィー  

Re: arikaちゃんへ

> 【巨躯】爆誕のCGシーンはほぼ原作まんまなのでうおおおおおってなりました
> 改めてて見るとめちゃくちゃでかくて絶望的に最悪の展開ですねこれv-12

ヤバいですね☆
原作を知らない人は、こんなヤバいのがまだ5体いるのかよと絶望してる人もいたみたいw
それでゲームに興味を持ってくれた人もいるみたいだからアニメ化してほんとによかったって思うな!

2019/11/19 (Tue) 20:27 | REPLY |   

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