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【アニメPSO2】第8話を徹底解説!メルランディアの過去と償い、第8話は伏線だらけ!?

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本記事では、TVアニメ『ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル』第6話~第8話の映像を画像として引用しております。

【ここまでの解説記事】
第1話  第2話  第2話までの補足  第3話  第4話  マトイと10年前の事件について(前編)(後編)
第5話  第6話  第7話



今回は第8話「もうそこにいないわたし」について解説していきます!

第6話の解説のとき、
省かずに語ってほしいと言っていたメルランディアの過去を第8話で語ってくれました!
時間遡行の伏線もどんどん出てきましたので、それらを中心に見ていきましょう!

今回はめちゃくちゃボリューミーな内容でお届けします!




第8話のタイトルを解説


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やっと彼女をメルランディアとして解説できますね!
メルランディアの回想部分は、原作ではエピソード2の外伝として語られた部分です。

「もうそこにいないわたし」の英題は、「(I'mもしくはI've) GONE FROM HIS EYES」。

日本語に近い感じで訳すと、
「もう彼(ゲッテムハルト)のそば(視界の中)にいられなくなった私(メルランディア)」かな。

「I'm gone from his eyes」もしくは「I've gone from his eyes」という文章が
ネイティブの表現的に正しいか怪しいですが、「I'm gone」には「さようなら」という意味があります。

なので「もうそこにいないわたし」というタイトルには、
ゲッテムハルトのそばにいられなくなった「シーナ」としてのメルランディアの悲しみや罪悪感、
ゲッテムハルトにお別れを告げて、本名のメルランディアとして再び生きていく意思表示、
両方の意味が込められているのでしょうね。





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原作では彼女の葛藤がもっとエグい感じで語られています。
なので原作ファンの中には、アニメでの改変に物足りないという方もいらっしゃるようです。
とはいえ、あくまで外伝の位置づけなので、わたし的にはほぼ1話丸ごと使っていただけて十分嬉しかったです。


本来はだいぶ先の話を、尺の関係でねじ込んでるので変更点が多いですが、
気になる方は原作のプレイ動画を探して見てみてくださいな!





メルフォンシーナ(メルランディア)の過去をおさらい


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本ブログでは、第6話の解説のときに解説済みですが、
その時点だとショッキングな内容だったので見たい方だけドラッグしたら見られるようにしていました。

ここではその内容をアニメ第8話の画像を引用しつつ補足するかたちでまとめていきます。




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メルランディアは幼少の頃からゲッテムハルトに恋心を抱いていました。
幼女の頃のメルランディアちゃんマジ天使!




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しかし、ゲッテムハルトは姉のメルフォンシーナと恋人同士でした。
密かに同じ人を好きになっている状況でしたが、姉妹の中はよかったようです。
当時の年齢だと姉のシーナが18歳、妹のディアが8歳ですから、
妹が姉に憧れてその行動をマネしたり、同じものを好きになるような感覚で考えてもらえばいいと思います。





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10年前のアークスシップをダーカーが襲撃した事件では、
自分も姉のように戦えるという浅はかな考えで、出撃する姉とゲッテムハルトにこっそりついていったメルランディア。




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アニメでは、メルランディアがダークファルスに攻撃したため、その反撃でゲッテムハルトが顔を負傷。
メルフォンシーナがダークファルスに向かっていくような描写がありましたね。




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その結果、メルランディアをかばうために姉のメルフォンシーナは死亡。




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ゲッテムハルトはメルフォンシーナの死を受け入れることができず精神が狂ってしまい、
顔が瓜二つの妹メルランディアを「シーナ」と呼ぶように。
それ以来、ゲッテムハルトは死に場を求めて戦い続けることになります。
ここの狂った顔の表情が最高にクレイジーでクールでした!




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メルランディアは自らの行ないで姉を亡くし、ゲッテムハルトを狂わせたことに罪悪感を覚え、
償いの気持ちからメルフォンシーナとして彼に付き従うことにしました。
彼女がゲッテムハルトの命令に従順なのも、この罪悪感によるもので反抗できないのです。

ちなみにゼノたちもメルランディアのことをメルフォンシーナと呼ぶのは、
事情を知っているためで、気を遣ってのことです。




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その後、彼女自身が立ち直って、本名を名乗るようになってからは
ちゃんとメルランディアと呼ぶようになります。

ちなみに彼女が第8話の最後でアッシュに本名を告げていましたが、今回は伝えただけ。
自らメルランディアと名乗るのはもっと先になってからです。





メルランディアにとって過去の償いとはなんだったのか?


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彼女が自害しようとして掴んだ破片。
これが何か気付きましたか?




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これって、ゲッテムハルトの武器の破片なんですよ。

ゲッテムハルトが戦いに死に場所を求めたように、
メルランディアは過去の償いとして、
ゲッテムハルトから死が与えられることを無意識のうちに望んでいた。

それを映像としてうまく表現したシーンでした。




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アッシュに諭されるまで、彼女にとってはそれが償いの気持ちだったのです。
だからあのシーンは、ゲッテムハルトの遺したものでないといけない。

10年前に彼女は償いとして、死者(メルフォンシーナ)の名を名乗ることを選んだ。
死者として、死に場所を探すゲッテムハルトと共にあることを選んだ。
つまり、彼と共に死を選びたいと決意したのだから。


ただのガラス片とか鋭利な小石とかじゃ表現的に弱い。ダメなんです。





どんどん出てくる時間遡行の伏線


とうとう時間遡行に関するあからさまな伏線が増えてきましたね。

原作を知らない人は気づかない部分もあると思いますので、
今回登場した主な伏線を紹介していきましょう!




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サラの登場シーン。

サラ 『やったわね、アッシュ』

アッシュとハイタッチをしようとして笑顔で駆け寄ってくるサラと、
なれなれしいサラを怪しげな目で見るアッシュ。

この場面、事情を知ってるとニヤニヤしてしまいますw
「今のアッシュ」からすると、サラとはナベリウスで顔を合わせたきりでしょう。
名前を知る程度の他人なんですよ。

その上、葬儀に参列してから先輩のゼノの安否が不明な状況ですからね。
喪に服している中なので、サラを不謹慎なやつと思っているのかもしれません。




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ただしサラにとっては、
時間遡行してきた「未来のアッシュ」と一緒に、とある人物を助けた後なんですよね。


現時点だとアッシュよりもサラのほうが、時間遡行による事象改変を経験しているので、
「今のアッシュ」はまだ経験していない出来事だったことに気付き、気まずい顔をします。

事象改変のことがルーサーにバレるとシオンの計画が破綻してしまいますからね。
だから時間遡行前の「今のアッシュ」には「未来のアッシュ」がすることは伝えてはいけないんです。
ここらへん中の人(声優)つながりで、どっかのウルクの女神と同じくらいうっかり屋さんですw

このあたりの真相がわかるのは、早くても次回の後半パートか、さらに次の話くらいだと思います。




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【巨躯】の登場シーン。
こちらは明らかに会話がかみ合っていなかったので、初見の方も気づいたと思います。

巨躯 『強者の気配を感じて来てみれば、貴様であったか』
巨躯 『三度相まみえるとは、奇遇』

まずゲッテムハルトが寄り代になって顕現した時が1度目。
「今のアッシュ」が知らない時間遡行の時が2度目。
その後、巨大化した【巨躯】とアークスの大交戦を挟んで、
今回が3度目です。

ここらへん、セリフ回しでボロが出ないようになってます。
そういう視点から見ても面白いシーンです。




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巨躯 『見せてみろ、貴様の真の力を。あの時の力を』
アッシュ 『なんの……話だ?』

これは2度目に遭遇して戦った時の話です。




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アッシュの触れた部分から【巨躯】の腕が白くなっていくシーン。
これはアッシュが【巨躯】からダーカー因子の吸収、ようは浄化しているようなものです。
※厳密に言うと、直接浄化しているわけではないんだよね。吸収というのがポイントです。

ダーカー因子の吸収はアークス全員がもっている能力ですが、
原作通りなら、主人公のアッシュとマトイはその能力が特別強い設定になっています。
「今のアッシュ」はそのことを知りません。
【巨躯】が『強者の気配』と呼ぶ自分自身の能力のことが分からないんです。

まぁ特別強い能力のせいで後々大変なことになるんですが…。
それはアニメ後半までおたのしみにw




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アッシュにとどめを刺さず、
『もっと強くなれ。もっと我を楽しませる存在になれ』と言って去る【巨躯】。
このあたりは、寄り代となったゲッテムハルトの意識が強く出ています。

もともと【巨躯】は闘争心が強いですが、ダークファルス本来の目的を忘れて活動しだしています。
【巨躯】自身が『ヤツ(ゲッテムハルト)はもういない』と言っていたとおり、
寄り代になった人物は意識ごと取り込まれています。

ただ、融合した【巨躯】の精神に強く影響が出ているんですよね。
このあたりは後でまたメルランディアと絡むシーンがありますので、
ハンカチを用意して待っててください!




さて、ここからは気になった点を短めに紹介していきます!
※ごめん、語りたい内容が多くて結局長くなりましたw





レギアスの演説


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『――40年前倒したはずのダークファルス【巨躯】が復活したことは、想定外の事態であった』
『彼奴は生きていたばかりか、40年の憎悪のすべてを我らアークスにぶつけてきた』
『我々は怠惰であった。40年の安寧に油断していた』
『――これはひとえに、我ら六芒均衡の責任である』
『六芒均衡を代表し、ここに、レギアスが謝罪する』

嘘は言ってないけど事実でもないという、為政者らしいセリフでした。
レギアスにとってはルーサーの支配から脱却できない自分への自虐的で、屈辱的なセリフでもあります。




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40年前は【巨躯】を封印しただけという真実を知るアッシュ達からすると、
「秘密は公にせず隠したままにします」って組織のトップが言っているのが分かるわけですよね。
弔いの気持ちとは別に、内心はすごく複雑な気分だったと思います。

ここでアッシュが『シオンは一体、何を望んでいるんだ?』と言っていましたが、
詳しくは第6話の解説にありますので、そちらをご覧くださいなd(˙꒳​˙* )





オラクルでの宗教観


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アークスにおける軍葬(葬儀)。
原作にはないシーンなのでとても興味深かったです。

そして宇宙葬なんですね。
宇宙葬(うちゅうそう)とは、故人の遺骨などをカプセルなどに納めて宇宙空間に打ち上げる散骨の一種です。

ここはSF警察から賛否両論きそうですw
だってこれ、広義的にはスペースデブリ(宇宙ゴミ)を増やしてる行為ですから。

ただ、このシーンへの批判を一挙に解決する方法があるんですよ。




「それが、この世界での宗教、信仰だから」




だってサイボーグやAIが作れる技術力がある世界なんだから、
効率とかリスクを考えたら、はっきり言ってムダな宇宙葬なんてするわけないじゃないですか。

信じるものがあるからこそ、
人というのは効率や論理、時には倫理から外れた行動でさえもできるんです。


原作のPSO2って、
種族問題とか宗教観とか社会問題はできるだけ表に出さない作りをしてるんですよ。

たぶん意図的に物語や舞台設定から除外して作ってるんじゃないかなっていうくらい。
おかげで前作PSOよりも世界観に深みが足りないんですけどね。

なのでこのシーンというのは、人間の営みらしくて現実的で貴重なシーンでした。




ちなみに今回のアニメ化のおかげで、原作についてもけっこう新発見があるんです。
気付いてる方も多いですけど、PSO2ってモチーフのひとつに
七つの大罪とか創世記とかキリスト教的なエッセンスが入ってるんですよね。
宗教抜きで考えたら、旧約聖書って世界最古の最もオマージュされてる文学作品だから当然といえば当然だよね。

テオドールにしても、フォトナーにしても、
自らの才能を生かさず、怠惰の罪を働くものには罰がくるんです。

そういった迷える人々を救世主の主人公やマトイが、自己犠牲のもと救済していく。

今回アニメ化はしないけど、エピソード4なんてまんま創世記の設定を引っ張ってきてます。
そうやって作り手側の目線も考えて、作品を深く見ていくのっておもしろいですよ!





テオドールの苦難は続く


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だいぶ病んで自暴自棄になってきているテオドール。
気遣うアフィンの言葉も耳に入らず、
彼も10年前のゲッテムハルトのように、今回の襲撃で心が狂ってきています。

ただし、彼が救われるのはだいぶ先。
これからも彼の痛々しい姿を見せつけられていくことになりますが、
今は耐えて見ていきましょう。





10年前にメルランディアが出会った少女


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10年前、メルランディアに声をかけた赤髪のおいしそうな幼女少女。
実はもう登場してるんですよ。

声で気づきました?








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実はサラです!

髪の色が違うじゃん!って思いますよね?
第3話の解説でサラの過去について少し触れていたんですが、
サラはルーサーの人体実験でボロボロになった結果、髪の色素が抜けてしまったんです。

原作の10年前のエピソードに、アニメ第8話でのストーリーを組み合わせると、
10年前にメルランディアと別れてすぐ、サラは二代目クラリスクレイス(マトイ)に一旦助けられます。
ここでマトイ(とその武器)に関わってしまったため、
そのことに興味をもったルーサーに捕まってしまい、実験体にされてしまいます。




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このへんの回想シーンもアニメ化するとエグい映像になるけど
ルーサーの名言(迷言)が聞けるので、原作ファンとしてはアニメ化してもらえると嬉しいですね!





10年前に襲撃してきたダークファルスはだれか?


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第7話の最後にダークファルスが集結していたので初見の方もわかると思いますが、
メルランディアの10年前の回想でダークファルス【若人(アプレンティス)】が登場しましたね。

登場人物も皆、「【若人】が10年前にアークスシップを襲った」と言っています。




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では、メルランディアが10年前に攻撃したダークファルスは?
あえて上の解説の時には触れませんでしたが、これって【若人】じゃないですよね。




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第7話を覚えている方ならお気付きかもしれませんが、
これは、ダークファルス【双子(ダブル)】です。

でも、【双子】なんて言葉はアークスからまったく出てきてないですよね。




実はこれって、あとから大事な伏線になります。




10年前の事件って、原作でもアニメでもミスリードを狙ってきてるんですよ。

10年前の真相についてはおそらくアニメの後半ではっきりすることですので
もやもやするとは思いますが、自分で想像してみるのも楽しいと思います。
まぁわたしの記事を読んで内容をつなぎ合わせたら、なんとなく察せると思いますけどね。

ただ、まだアフィンの10年前のことがアニメで語られてないので難しいかな?
彼の記憶が大事なカギのひとつです。

彼はただのメス役の男の娘じゃないんですよw







あぁ…自分で言うのもなんですが、今回の記事もめっちゃ長くなりましたね。。。
パパっと書くつもりが画像の編集含めて6時間かかってしまいましたw
文章を短くするつもりはありませんが、もっと早く書けるようにしないとなぁ…。

ちなみに毎回このクオリティは保てないので、期待しないでくださいw




次回はおそらくサラと一緒に惑星アムドゥスキアに行ってシャオと出会うくらいまで進むかな?
↑どうやら先にクーナルートを進めるみたいですね!(2019.12.03訂正)
来週もお楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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